赤いネオンに照らされたオランダの飾り窓

オランダの飾り窓についての雑学

日本と違ってオランダは性に対して非常に寛容な国です。
それを代表しているのがレッドライトディストリクトというオランダの飾り窓地区です。
そこでは赤いネオンで覆われたガラス1枚を挟み、セクシーな女性が通行人を誘っている光景が見られます。
これは気に入った女性を選び、値段やプレイを交渉し、お金を払って部屋の中でプレイをするという風俗の一種なのです。
ショーケースのように風俗嬢が並んでいますが、その女の子同士の間に壁はなく、ライバル心が一層芽生えます。
自らを良く見せようとダンスをしてみたり性的なポーズをとったりする様子がとても官能的で
性行為目的でなくとも観光として見に来る観光客も多いのだそうです。
ちなみになぜ赤くライトアップされているか、それは日本のパネルマジックに近いものがありますが、
肌のしわやシミなどを隠し、少しでも綺麗に見せる為なのだそうです。

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オランダの法律についての雑学

なぜこのように堂々と売春行為が行われているのか、それはオランダでは売春だけでなく、
マリファナや安楽死と言ったものが合法化されているからなのです。
日本から見たらかなり自由な国ですね。
しかしそれらをなぜ合法化するのか、それには理由があります。
売春とは世界で最も古い職業です。
売春業が栄えていたオランダでそれを全て禁止すると取り締まりが難しくなってしまい、更に犯罪が増えると危惧したのです。
なので合法化することにより政府の管理下に置き、ひとつのビジネスとして受け入れることにしました。

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飾り窓の歴史と雑学

その昔、オランダは運河での洪水が問題となっていました。
1270年にアムステル川にダムを作ったことにより地域が栄え、沢山の人が集まってくるようになりました。
中でも商人や漁師などの男性が多かったことから、女性たちはそこを拠点に売春婦の仕事をするようになり、
現在のオランダの飾り窓まで発展したと言われています。
しかし、オランダの飾り窓には自らここにやってきたわけではないという女性も居ます。
ダンサーになれると騙され人身売買によって悲劇にもこの窓の中に押し込められしまった女性もおり、
見るものを賑わす一方で考えさせられる一面ももっているのです。
日本の風俗業界では考えられないビジネスですが、オランダの飾り窓とは歴史あるひとつの景色であり
他の国からも男女問わず見学に来るほど有名で人気なスポットです。
通行人を楽しませるパフォーマーとしても活躍するオランダの風俗嬢たちは、歴史を引き継いで今も尚赤いネオンに照らされています。